精選版 日本国語大辞典 「花空穂」の意味・読み・例文・類語 はな‐うつぼ【花空穂・花靫】 〘 名詞 〙① 花を挿したうつぼ。美しいうつぼ。[初出の実例]「やさしく見ゆる花うつぼかな もののふや桜狩して帰るらん〈藤原基政〉」(出典:菟玖波集(1356)春)② ①を図案化した紋様。[初出の実例]「花びし・まつかは・きっかう・わちがい・はなうつほ」(出典:浄瑠璃・金平太平記(1684‐95頃)四)③ 植物「はまうつぼ(浜靫)」の異名。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例