花肘木(読み)ハナヒジキ

デジタル大辞泉 「花肘木」の意味・読み・例文・類語

はな‐ひじき〔‐ひぢき〕【花肘木】

輪郭線が複雑なり形になっている肘木

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精選版 日本国語大辞典 「花肘木」の意味・読み・例文・類語

はな‐ひじき‥ひぢき【花肘木】

  1. 〘 名詞 〙 肘木の周囲上下および先端部)の線が複雑な繰形になっているもの。ただし、法隆寺金堂五重塔などのものは雲肘木という。

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世界大百科事典(旧版)内の花肘木の言及

【建築組物】より

…組物は三手先以上になると間に尾棰(おだるき)がはいる。肘木下端は円あるいは簡単な曲線であるが,ここに複雑な曲線を用いたものを雲肘木(飛鳥時代),花肘木(中世以後)とよぶ。実肘木は繰形(くりかた)がついているのが普通である。…

※「花肘木」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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