花間鶯(読み)カカンオウ

デジタル大辞泉 「花間鶯」の意味・読み・例文・類語

かかんおう〔クワカンアウ〕【花間鶯】

末広鉄腸による政治小説。「雪中梅」の続編。明治20年(1887)、明治21年(1888)に上下2巻で刊行

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精選版 日本国語大辞典 「花間鶯」の意味・読み・例文・類語

かかんおうクヮカンアウ【花間鶯】

  1. 小説。末広鉄腸作。明治二〇~二一年(一八八七‐八八)刊。「雪中梅」の続編政治小説で、富永お春と結婚した青年志士国野基が、日本立憲政治の基礎作りに力を尽くす姿を描く。

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旺文社日本史事典 三訂版 「花間鶯」の解説

花間鶯
かかんおう

明治中期,末広鉄腸の政治小説
1887〜88年刊。『雪中梅』の続編。青年政治家国野基 (もとい) が反対派と対立して,さまざまの苦闘の末,政界に乗り出し,その属する自由党総選挙に大勝するという筋。

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世界大百科事典(旧版)内の花間鶯の言及

【接着剤】より

…はり合わせたい物質の間に介在させて用い,それらを固着させる性質をもつ物質。一般にいう接着剤はとくに天然および合成高分子物質を主成分とするものが主で,はんだ,セメントなどは本質的には接着剤だが普通は接着剤と呼ばない。接着作業時に流動性をもち,後に固化する性質を本来もっているか,その性質を付与することができる物質は,原理的にはすべて接着剤として用いることができる。 接着の目的に応じて,接着剤と被着体の間の接着性,接着強さ,環境に対する抵抗性,作業性などの要求が異なるので,各種の接着剤が使い分けられる。…

※「花間鶯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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