苔むす(読み)こけむす

精選版 日本国語大辞典 「苔むす」の意味・読み・例文・類語

こけ【苔】 むす

  1. ( 「むす」は生えるの意 ) 苔が生える。苔で一面におおわれる。多く、古くなる、古めかしくなる、永久である、などのたとえに用いられる。
    1. [初出の実例]「妹が名は千代に流れむ姫島の子松が末(うれ)に蘿生(こけむす)までに」(出典万葉集(8C後)二・二二八)
    2. 「わがきみは千世にやちよにさざれいしのいはほとなりてこけのむすまで〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)賀・三四三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む