苛らがす(読み)イララガス

デジタル大辞泉 「苛らがす」の意味・読み・例文・類語

いららが・す【▽苛らがす】

[動サ四]《「いららかす」とも》角張らせる。高く突き出させる。目立つようにする。いからす。
「猪のししの出で来て…毛を―・して走りてかかる」〈宇治拾遺・九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「苛らがす」の意味・読み・例文・類語

いららが・す【苛】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 高く突き出るようにする。かどだてる。目だつようにする。いららぐ。
    1. [初出の実例]「鼻をいららがし、さし仰ぎてゐたるを」(出典:落窪物語(10C後)二)
    2. 「猪のししの出できて〈略〉毛をいららがして、走りてかかる」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 イソオウギガニ科のカニ。浅海にすみ、甲は丸みのある四角形で、甲幅13センチくらい。全体に黄褐色。甲の縁と脚に太いとげが多数ある。本州中部以南に産し、食用。2 ズワイガニの別名。鳥取・島根地方でいう...

松葉蟹の用語解説を読む