精選版 日本国語大辞典 「いらら」の意味・読み・例文・類語 いら‐ら 〘 名詞 〙① ( 「いらいら(刺刺)」の変化した語 ) 草木の刺(とげ)。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕[初出の実例]「荷茎いららのあるは有レ節が如きぞ」(出典:四河入海(17C前)二四)② 植物「いらくさ(刺草)」の異名。〔日葡辞書(1603‐04)〕③ 植物「からすのえんどう(烏野豌豆)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕④ 魚の骨。また、棘(とげ)のような魚の硬い鱗(うろこ)。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例