若し夫れ(読み)モシソレ

デジタル大辞泉の解説

もし‐それ【若し夫れ】

[接]《漢文訓読から生じた語》
もし1」を強めていう語。
「―飯時の混雑に到っては」〈蘆花思出の記
改めて説き起こすときなどに、文頭に置く語。
「―請ふ、望む所叶はずして、遂に勾践を罪せんとならば」〈太平記・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

もしそれ【若し夫れ】

( 接続 )
〔漢文訓読に由来する語〕
新しく説き起こすとき、また上に述べたところと違うことを説き起こすときに文頭に置く語。 「 -危急存亡のとき到れば、われいかにすべきか」
「もし」を強めた言い方。 「 -時雨の音に至てはこれほど幽寂なものはない/武蔵野 独歩

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