若やる(読み)ワカヤル

デジタル大辞泉 「若やる」の意味・読み・例文・類語

わかや・る【若やる】

[動ラ四]《「わか(若)ゆ」からの派生》若々しく見える。
沫雪あわゆきの―・る胸を」〈・上・歌謡

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関連語 自動詞 沫雪 実例

精選版 日本国語大辞典 「若やる」の意味・読み・例文・類語

わかや・る【若】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 若々しく見える。若々しくある。
    1. [初出の実例]「沫雪(あわゆき)の 和加夜流(ワカヤル)胸を 栲綱(たくづの)の 白き腕(ただむき)」(出典古事記(712)上・歌謡)

若やるの補助注記

「こゆ(臥)」に対する「こやる」と同じく、動詞「わかゆ(若)」から派生した語で、「わか(若)」の意を持ち、その状態になることをいう動詞といわれる。

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