若宮地村(読み)わかみやじむら

日本歴史地名大系 「若宮地村」の解説

若宮地村
わかみやじむら

[現在地名]岐南町若宮地

伏屋ふせや村の南に位置。慶長郷帳によると高一一三石余、奥平忠政(加納藩)領。正保郷帳では田方一八石余・畑方九四石余、同藩領。宝暦六年(一七五六)幕府領となり幕末に至る。文化七年(一八一〇)の村明細帳では家数二九・人数一〇二。「用水懸り無御座候、天水場ニて旱損所ニて御座候」とあり、明治二年(一八六九)村明細帳にも天水場であって照り続いた節は旱損し、用水圦樋・悪水圦樋はないと記している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android