若栗栖原(読み)ワカクルスバラ

デジタル大辞泉 「若栗栖原」の意味・読み・例文・類語

わかくるす‐ばら【若××栖原】

クリ若木が多く生えている原。
引田ひけたの―若くへに率寝てましもの老いにけるかも」〈・下・歌謡

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「若栗栖原」の意味・読み・例文・類語

わかくるす‐ばら【若栗栖原】

  1. 〘 名詞 〙 栗の若木の生えている原。
    1. [初出の実例]「引田の 和加久流須婆良(ワカクルスバラ) 若くへに 率寝てましもの 老いにけるかも」(出典古事記(712)下・歌謡)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android