若見村(読み)わかみむら

日本歴史地名大系 「若見村」の解説

若見村
わかみむら

[現在地名]赤羽根町若見

東に赤羽根村、西は越戸おつと村と境を接し、北は渥美町八王子はちおうじに接する。中世若見郷とよばれ、建武三年(一三三六)の後醍醐天皇綸旨にみえ、建武中興より一五世紀中頃まで結城氏の所領であった。天保三年(一八三二)の「地方秘録」によれば、田は三七町一反五畝余、畑は五〇町三反五畝余で、米郷倉二(二間に四間)、網数三九帖、舟数三九艘とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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