苦クロム石榴石(読み)くクロムざくろいし

最新 地学事典 「苦クロム石榴石」の解説

くクロムざくろいし
苦クロム石榴石

knorringite

化学組成Mg3Cr2(SiO4)3の鉱物。ノリンジャイトとも。ざくろ石上族,ざくろ石族に属する。立方晶系,空間群Ia3d,格子定数a1.165nm,単位格子中8分子含む。微細な粒状結晶の塊状集合。青緑色,半透明,ガラス光沢。劈開なし。硬度7,比重3.76。薄片では淡緑色,屈折率n1.803,光学的等方性。苦ばんざくろ石と固溶体を形成,ほかにもFe2+, Ca, Mn, Alなどを含み灰クロムざくろ石・鉄ばんざくろ石成分なども固溶。端成分に近いものは未発見。レソトのKaoキンバーライトパイプ中に散点して産出。名称は英国Leeds大学のO.v.Knorringにちなむ。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 松原

1 多数の語を集録し、一定の順序に配列して一つの集合体として、個々の語の意味・用法、またはその示す内容について記したもの。語のほかに接辞や連語・諺なども収める。また、語の表記単位である文字、特に漢字を...

辞書の用語解説を読む