苦める(読み)ニガメル

デジタル大辞泉 「苦める」の意味・読み・例文・類語

にが・める【苦める】

[動マ下一][文]にが・む[マ下二]にがにがしそうに顔をしかめる。
「顔ヲ―・メル」〈和英語林集成

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「苦める」の意味・読み・例文・類語

にが・める【苦】

  1. 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]にが・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 きらって顔などをしかめる。にがにがしく思っているという態度をとる。
    1. [初出の実例]「山門の僉議と申事は〈略〉先王の舞を舞ふなるには、面摸の下にて鼻をにがむる事に侍る也」(出典:源平盛衰記(14C前)四)

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