苫庇(読み)トマビサシ

デジタル大辞泉 「苫庇」の意味・読み・例文・類語

とま‐びさし【××庇】

のひさし。
「いつとなく塩やくあまの―」〈新古今・恋二〉

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精選版 日本国語大辞典 「苫庇」の意味・読み・例文・類語

とま‐びさし【苫庇】

  1. 〘 名詞 〙 苫で葺(ふ)いたひさし。
    1. [初出の実例]「いつとなく塩やく蜑(あま)のとまびさし久しくなりぬあはぬ思ひは〈藤原基輔〉」(出典新古今和歌集(1205)恋二・一一一五)

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