最新 地学事典 「茂木モデル」の解説
もぎモデル
茂木モデル
Mogi model
均質な半無限媒質に球状圧力源が存在した時の地表変位場の解析解のこと。以前から解析解は存在していたが,茂木清夫(当時東大地震研)が初めて実際のデータに適用したために茂木モデルと呼ばれるようになった。与えられる解析解は,地下の球状圧力源の半径が深さに対して非常に小さいという近似に基づいており,球状圧力源の体積変化を求めることができるが圧力変化を一意に決めることはできない。このモデルはシンプルであるにも関わらず観測をよく説明できるため,現在でも広く用いられる。参考文献:M.Mogi(1958) Bull. Earthq. Research. Inst. Univ. Tokyo,36:99
執筆者:青木 陽介
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

