デジタル大辞泉
「茜さし」の意味・読み・例文・類語
あかね‐さし【×茜さし】
[枕]「茜さす」と同意で、連用形として動詞「照る」にかかる。
「―照れる月夜に」〈万・二三五三〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
あかね‐さし【茜さし】
枕 (「あかねさす」と同意であるが、動詞に続くので、連用形をとる)
茜色に輝いて、の意で、「照る」にかかる。
※
万葉(8C後)四・五六五「
大伴の見つとは云はじ赤根指
(あかねさし)照れる
月夜に直
(ただ)に逢へりとも」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報