デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「茨田衫子」の解説 茨田衫子 まんたの-ころものこ 「日本書紀」にみえる豪族。河内(かわち)(大阪府)の人。仁徳(にんとく)天皇11年茨田堤の2ヵ所をなかなか築造できなかったとき,天皇の夢に神があらわれ,武蔵(むさし)の強頸(こわくび)と衫子のふたりを河神にささげよとつげた。人柱にされるとき衫子の方は匏(ひさご)をなげいれて真の神か偽の神かを問い,死なずにすんだという。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例