茶利敵(読み)チャリガタキ

精選版 日本国語大辞典 「茶利敵」の意味・読み・例文・類語

ちゃり‐がたき【茶利敵】

  1. 〘 名詞 〙 こっけい味を帯びた敵役(かたきやく)。敵役で、道化をかねたもの。半道敵(はんどうがたき)。「仮名手本忠臣蔵」の鷺坂伴内がこれにあたる。
    1. [初出の実例]「誰見立てもちゃり敵、智恵と愛気はけし程もない癖のさばる高慢の鼻」(出典:浄瑠璃・花襷会稽掲布染(1774)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む