草の錦(読み)くさのにしき

精選版 日本国語大辞典 「草の錦」の意味・読み・例文・類語

くさ【草】 の 錦(にしき)

  1. 紅葉した草を、錦に見立てていう語。草もみじ。草の色。《 季語・秋 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕
    1. [初出の実例]「初冬や草の錦に捨てかがし」(出典:妻木(1904‐06)〈松瀬青々〉冬)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android