デジタル大辞泉 「草木塔」の意味・読み・例文・類語 そうもくとう〔サウモクタフ〕【草木塔】 種田山頭火の句集。昭和8年(1933)刊行のものと昭和15年(1940)刊行のものがある。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の草木塔の言及 【種田山頭火】より …〈水の流れるやうな自然さ,風の吹くやうな自由さ〉(《行乞記》)を旅に求めながらも,そうした境地が実現したら〈人間的ぢやなくなる〉(同前)と考え,悲喜哀楽の感情にとらわれる自分を,率直に句にした。自選句集に《草木塔(そうもくとう)》(1940)があり,72年に《定本・山頭火全集》が出版された。〈うしろすがたのしぐれてゆくか〉〈ひつそり咲いて散ります〉(ともに《草木塔》)。… ※「草木塔」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by