精選版 日本国語大辞典 「草枯る」の意味・読み・例文・類語
くさ【草】 枯(か)る
- 冬になって寒気や霜のために草が枯れる。《 季語・冬 》
- [初出の実例]「山里は冬ぞさびしさまさりける人めも草もかれぬと思へば〈源宗于〉」(出典:古今和歌集(905‐914)冬・三一五)
- 「草枯て狐の飛脚通りけり」(出典:俳諧・蕪村句集(1784)冬)
1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...