草紙錐(読み)ソウシギリ

精選版 日本国語大辞典 「草紙錐」の意味・読み・例文・類語

そうし‐ぎりサウシ‥【草紙錐・双紙錐】

  1. 〘 名詞 〙 帳簿など紙を重ねたのをとじるのに使うきり。千枚通し。
    1. [初出の実例]「自勧修寺亜相、双紙きり事頼之由被申候間罷向、全九集七冊、くき結わつくり令沙汰了」(出典:言継卿記‐天文二一年(1552)七月二四日)
    2. 「浦山しさのままに双紙錐(サウシギリ)のもみ手をいたしてへつらへば」(出典仮名草子東海道名所記(1659‐61頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む