草紙錐(読み)ソウシギリ

精選版 日本国語大辞典 「草紙錐」の意味・読み・例文・類語

そうし‐ぎりサウシ‥【草紙錐・双紙錐】

  1. 〘 名詞 〙 帳簿など紙を重ねたのをとじるのに使うきり。千枚通し。
    1. [初出の実例]「自勧修寺亜相、双紙きり事頼之由被申候間罷向、全九集七冊、くき結わつくり令沙汰了」(出典:言継卿記‐天文二一年(1552)七月二四日)
    2. 「浦山しさのままに双紙錐(サウシギリ)のもみ手をいたしてへつらへば」(出典仮名草子東海道名所記(1659‐61頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む