草野俊助(読み)クサノ シュンスケ

20世紀日本人名事典 「草野俊助」の解説

草野 俊助
クサノ シュンスケ

明治〜昭和期の植物学者 東京帝国大学教授



生年
明治7年3月(1874年)

没年
昭和37(1962)年5月19日

出身地
福島

学歴〔年〕
東京帝国大学卒

主な受賞名〔年〕
帝国学士院東宮御成婚記念賞〔昭和8年〕

経歴
大正14年東京帝国大学の教授となる。昭和8年壺状菌類の生活史に関する研究で帝国学士院東宮御成婚記念賞を受賞した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「草野俊助」の意味・わかりやすい解説

草野俊助
くさのしゅんすけ

[生]1874.3.2. 福島
[没]1962.5.19. 東京
植物病理学者。東京大学教授 (1899~1937) ,東京文理科大学教授 (31~37) 。日本における菌学研究の先駆者一人。 1933年「壺状菌類の生活史に関する研究」で帝国学士院賞受賞。日本学士院会員。日本菌学会初代会長。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「草野俊助」の解説

草野俊助 くさの-しゅんすけ

1874-1962 明治-昭和時代の植物学者。
明治7年3月生まれ。大正14年母校東京帝大の教授となる。壺状菌類の生活史に関する研究で,昭和8年学士院東宮御成婚記念賞。昭和37年5月19日死去。88歳。福島県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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