草鞋酒(読み)ワラジザケ

デジタル大辞泉 「草鞋酒」の意味・読み・例文・類語

わらじ‐ざけ〔わらぢ‐〕【草鞋酒】

旅立ちの際に、わらじをはいたまま飲む酒。別れに際しての酒盛り

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「草鞋酒」の意味・読み・例文・類語

わらじ‐ざけ わらぢ‥【草鞋酒】

〘名〙 別れるまぎわに、わらじをはいたまま飲む酒。別れに際しての酒盛り。
随筆松屋筆記(1818‐45頃)五四「わらぢ酒は相別の時、藁履をはきたる時に呑酒をいふ也〈略〉わらぢ酒も、心はおなじく臨別の酒盛也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android