荒井邦之介(読み)アライ クニノスケ

20世紀日本人名事典 「荒井邦之介」の解説

荒井 邦之介
アライ クニノスケ

大正・昭和期の社会運動家



生年
明治32(1899)年12月16日

没年
昭和3(1928)年11月11日

出生地
茨城県結城郡水海道町(現・水海道市)

学歴〔年〕
早大理工学部高等予科〔大正10年〕中退

経歴
早大在学中に民人同盟会に参加し、大正9年暁民会結成に加わり、学生運動をする。10年反軍ビラを撒布して検挙され、大学を除籍される。11年創立の共産党に参加し、同盟中央委員などをする。15年の第1次共産党事件で検挙され入獄するが、獄中身体をこわし、出獄後は静養生活を送った。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「荒井邦之介」の解説

荒井邦之介 あらい-くにのすけ

1899-1928 大正-昭和時代前期の社会運動家。
明治32年12月16日生まれ。早大在学中に民人同盟会にはいり,暁民会の結成にくわわって大正10年東京の陸軍大演習に反軍ビラをまき逮捕され,早大を中退。11年共産党に入党し,翌年の第1次共産党事件で逮捕され,入獄した。昭和3年11月11日死去。30歳。茨城県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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