荒取り(読み)あらどり

精選版 日本国語大辞典 「荒取り」の意味・読み・例文・類語

あら‐どり【荒取・疎取】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 木材などを用途に応じて、山で大まかに切ってくること。
    1. [初出の実例]「朴はあらどりの木なり。山でそまどりしたままの材木のことぞ」(出典:玉塵抄(1563)二六)
  3. ( 疎取 ) 樽や桶などを作るための木。木取り。あらきどり。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android