荒口村(読み)あらくちむら

日本歴史地名大系 「荒口村」の解説

荒口村
あらくちむら

[現在地名]前橋市荒口町

西は荒砥あらと川を隔てて富田とみだ村、南は女堀を隔てて今井いまい村・二之宮にのみや村、東は荒子あらこ村・下大屋しもおおや村、北は泉沢いずみさわ村。赤城山南面の緩傾斜地にある台地が中心で、畑地が発達している。寛文郷帳に田方一八二石八斗余・畑方二七石余とあり、「但松林雑木林芝野在」と注記される。近世の支配は、「郡村誌」によれば、明和五年(一七六八)前橋藩領から幕府領となり、天明六年(一七八六)より山城淀藩稲葉丹後守領となるという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android