荒蒔庄(読み)あらまきのしよう

日本歴史地名大系 「荒蒔庄」の解説

荒蒔庄
あらまきのしよう

三箇院家抄(内閣文庫蔵大乗院文書)に「百十四、イノハラノ西也荒蒔六反新免外同也合一丁□」とあり、きわめて小規模な興福寺大乗院領荘園。三箇院家抄目録には「荒蒔正願院」とあるので、大乗院末寺の正暦しようりやく(現奈良市)別院正願院は預所と考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む