日本歴史地名大系 「荷口村」の解説 荷口村にくちむら 山形県:東根市荷口村[現在地名]東根市荷口乱(みだれ)川扇状地の扇端部に位置し、湧水量の多い泉が点在し、これらの泉の水が荷口川となって北流し村山野(むらやまの)川に注ぐ。村の南西部で乱川が最上川に合流する。北は羽入(はにゆう)村。南の乱川対岸は今町(いままち)村・大町(おおまち)村(現天童市)。村名は往古の湖水時代、通船の積荷発着場であったことにちなむという(山形県地理名勝史蹟集成)。最上氏領から元和八年(一六二二)山形藩領、寛文八年(一六六八)下野宇都宮藩領、天和元年(一六八一)陸奥白河藩領、寛保元年(一七四一)幕府領、寛政二年(一七九〇)以降常陸土浦藩領。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by