…裏店住いの車大工も知られており,徒弟修業によってその技術は身につけえたものと思われる。明治に入ると牛車と構造の同じ荷車は全国の過半の県で作られ,10年代には荷馬車は関東諸県を手始めに,全国に急激に増加していく。道路の舗装も,京都~大津間の二つの峠道では,車当りに2列の花コウ岩を敷く方法が,1700年代から行われている。…
… 1875年以後,車両類も地方税賦課の対象となったことや,各種の統計調査が行われるようになったことから輸送用具の変化,増減の動向も知られ,鉄道敷設の進行のあと,取扱貨物量の増加のあとも知られる。まず明治10年代初頭から荷車が乗用の人力車とともに地方小都市にも広く普及しているあとが知られ,10年代半ばからは関東,東山,東海地方で荷馬車が急速に増加していく。近畿以西では荷牛車が普及する。…
※「荷馬車」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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