荻の焼け原(読み)おぎのやけはら

精選版 日本国語大辞典 「荻の焼け原」の意味・読み・例文・類語

おぎ【荻】 の 焼(や)け原(はら)

  1. 春、野火で焼いたあとの荻の原をいう。また、荻の初生の芽が黒いのにたとえたものともいう。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「けふよりは荻のやけ原かきわけて若菜つみにと誰をさそはむ〈兼盛王〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)春上・三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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