荻野目村(読み)おぎのめむら

日本歴史地名大系 「荻野目村」の解説

荻野目村
おぎのめむら

[現在地名]大田原市荻野目

那須扇状地扇端部、宇田川うだかわ村の西にあり、湧水地が点在する。天正一八年(一五九〇)大田原氏が豊臣秀吉から安堵された本領のうちに「おきの目」がみえ、大田原南町おおたわらみなみまち村とともに五四九石八斗四升(「大田原藩領知覚書」伊藤安雄文書)。以後大田原藩領。元禄・天保両郷帳では大田原南町村枝郷と注記される。幕末には旗本久世領(旧高旧領取調帳)。奥州街道大田原宿の助郷を勤め、宝暦一四年(一七六四)の勤高一四石(「大田原宿助郷帳」印南敬二郎文書)。天保年中(一八三〇―四四)の家数一〇(改革組合村)。明治七年(一八七四)の家数一三(「入会組合村高戸数取調書」藤田隆文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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