菅原寛(読み)スガワラ カン

20世紀日本人名事典 「菅原寛」の解説

菅原 寛
スガワラ カン

大正・昭和期の劇作家



生年
明治25(1892)年5月21日

没年
(没年不詳)

出生地
山形県寒河江

学歴〔年〕
大谷大学印度仏教科〔大正12年〕卒

経歴
都新聞、万朝報、報知新聞などの記者となり、大正中期から戯曲を書き始めた。また曽我廼家五九郎一座の文芸部に参加、のち松竹文芸部嘱託となった。昭和3年岡本綺堂に師事し、「舞台」に「研辰崇る」などを発表。戯曲集「幻の舞踏」、著書に「随筆演劇風聞記」「心に残る人々」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android