菊の淵(読み)きくのふち

精選版 日本国語大辞典 「菊の淵」の意味・読み・例文・類語

きく【菊】 の 淵(ふち)

  1. 菊からしたたる露によってできるという淵。不老不死吉兆にたとえる語。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「みづにさへながれてふかきわがやどはきくのふちとぞなりぬべらなる〈紀貫之〉」(出典:夫木和歌抄(1310頃)一四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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