菊五郎縞(読み)キクゴロウジマ

デジタル大辞泉 「菊五郎縞」の意味・読み・例文・類語

きくごろう‐じま〔キクゴラウ‐〕【菊五郎×縞】

浴衣ゆかた手拭てぬぐいなどに用いられる格子縞一種歌舞伎役者の3世尾上菊五郎が用いて流行したもの。4本と5本の筋を組み合わせた格子の中に「キ」と「呂」の文字を交互に配し、四と五を加えた九筋の「ク」、五筋の「ゴ」で「キクゴ呂」と読ませた。菊五郎格子

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精選版 日本国語大辞典 「菊五郎縞」の意味・読み・例文・類語

きくごろう‐じまキクゴラウ‥【菊五郎縞】

  1. 〘 名詞 〙 手拭(てぬぐい)浴衣(ゆかた)などに用いられる格子縞(こうしじま)の一種。歌舞伎俳優三代目尾上菊五郎が用いて、世に広まったもので、四本の縞と五本の縞とを格子に組み、その目に「キ」の字と「呂」の字とを交互に置いて「キ九五呂」とし、菊五郎の名を表わした。菊五郎格子。菊五郎染め。
    1. 菊五郎縞
      菊五郎縞

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