菊五郎格子(読み)きくごろうごうし

精選版 日本国語大辞典 「菊五郎格子」の意味・読み・例文・類語

きくごろう‐ごうしキクゴラウガウシ【菊五郎格子】

  1. 〘 名詞 〙きくごろうじま(菊五郎縞)
    1. [初出の実例]「結目(むすびめ)を小さく、心(しん)を入れないで帯上は赤の菊五郎格子」(出典:葛飾砂子(1900)〈泉鏡花〉一〇)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「菊五郎格子」の意味・わかりやすい解説

菊五郎格子
きくごろうごうし

歌舞伎(かぶき)役者尾上(おのえ)菊五郎にちなんだ判じ模様。4本の筋(すじ)と5本の筋を組み合わせた格子の中に、「キ」と「呂(ろ)」の文字を配し、4と5を加えた九筋の「ク」、五筋の「ゴ」をつけて「キクゴロ」と読ませた。

村元雄]


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