菓子台(読み)かしだい

精選版 日本国語大辞典 「菓子台」の意味・読み・例文・類語

かし‐だいクヮシ‥【菓子台】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 幾種類かの菓子を載せて持ち運ぶ平たい台。〔文明本節用集(室町中)〕
  3. 茶店などで、菓子を並べておく台。
    1. [初出の実例]「自分は此の饅頭が喰ひたくなったから、腰を浮かして菓子台(クヮシダイ)の前まで来たのだが、〈略〉恐ろしい蠅だ」(出典坑夫(1908)〈夏目漱石〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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