菰池村(読み)こもいけむら

日本歴史地名大系 「菰池村」の解説

菰池村
こもいけむら

[現在地名]倉敷市菰池・菰池一―三丁目

龍王りゆうおう(二〇九・五メートル)の南谷間に位置し、南は下津井しもつい村と接する。村名は菰の生える池が多くあることにちなむという。元和三年(一六一七)児島郡物成帳に「こも池村」とあり、田畠合せて高二〇九石余。享保六年(一七二一)の田畠八町九反余、池一一、家数三五・人数二四八(備陽記)。文化年間の「岡山藩領手鑑」によると高一八七石余、直高一四九石余で池田和泉の給地、田六町七反余・畑三町六反余、ほかに開方・新開として田畑三町七反余、池一一、樋一三、井戸一五、家数六五・人数三一九・寺一軒(文珠院)、桶屋一七・大工八・木挽二。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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