日本歴史地名大系 「萩中村」の解説 萩中村はぎなかむら 東京都:大田区萩中村[現在地名]大田区萩中一―三丁目・南蒲田(みなみかまた)三丁目・本羽田(ほんはねだ)一―三丁目浜竹(はまたけ)村の南に位置し、西は雑色(ぞうしき)村。村域は六郷(ろくごう)川(多摩川)左岸の低地帯。田園簿に村名がみえ、田方一七三石余・畑方二三石余、幕府領。元禄郷帳では高二六二石余。旧高旧領取調帳でも同高で、幕府領。「風土記稿」によれば家数二〇。神明社(現萩中神社)、秀明(しゆうみよう)寺(現真言宗智山派)があり、同寺境内に明応九年(一五〇〇)四月一六日と刻された古碑があったという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by