萱田郷(読み)かやだごう

日本歴史地名大系 「萱田郷」の解説

萱田郷
かやだごう

現萱田一帯に比定される。建久年間(一一九〇―九九)の香取神宮遷宮用途注進状(香取文書)に郷名がみえ、遷宮用途・覆勘禄雑事として籾五石・布二段のほか、覆勘使例禄引物雑事を負担している。寛元元年(一二四三)一一月一一日の造宮所役注文写(同文書)では香取社の火御子社一宇の造営が当郷役とされている。文永年間(一二六四―七五)と推定される造宮記録断簡(同文書)では当郷本役として若宮社の一間分の葦葺に作料官米五〇石が充てられており、地頭は千葉介頼胤であった。なお宝治年間(一二四七―四九)千葉介時胤は支配していた「神保萱田吉橋等」の国役を免除され、正神殿を造替したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...

元服の用語解説を読む