萱田町(読み)かやだまち

日本歴史地名大系 「萱田町」の解説

萱田町
かやだまち

[現在地名]八千代市萱田町

大和田おおわだ村の北に位置し、北は萱田村中世萱田郷の遺称地。南端を佐倉道(成田道)東西に通り、大和田村とともに大和田宿を形成する。近世初期は萱田村と一村であったとも考えられ、「寛文朱印留」に葛飾かつしか郡として萱田町村とあり、佐倉藩領。元禄一三年(一七〇〇)頃の下総国各村級分では高二四三石余で、同藩領。嘉永三年(一八五〇)の千葉筋成箇取付帳によれば高二二七石余、ほかに寛保二年(一七四二)の新田高五石余。年貢は米五四石余・永四貫五七五文余、ほかに天保一一年(一八四〇)見取畑永一四五文余・口米一石余・口永一四一文余・夏刈銭鐚三一八文、享保一二年(一七二七)からの山銭鐚一八文・同六二文があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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