落し胤(読み)オトシダネ

デジタル大辞泉 「落し胤」の意味・読み・例文・類語

おとし‐だね【落(と)し×胤】

落とし子1」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「落し胤」の意味・読み・例文・類語

おとし‐だね【落種・落胤】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 落種 ) 鳥などが、ついばんできて落とした植物種子
    1. [初出の実例]「撫子(なでしこ)夏野の原の落し種〈守武〉」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641))
  3. おとしご(落子)
    1. [初出の実例]「孫王のひがみたりし御子のおとしだねなり」(出典:蜻蛉日記(974頃)上)

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