落し胤(読み)オトシダネ

精選版 日本国語大辞典 「落し胤」の意味・読み・例文・類語

おとし‐だね【落種・落胤】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 落種 ) 鳥などが、ついばんできて落とした植物種子
    1. [初出の実例]「撫子(なでしこ)夏野の原の落し種〈守武〉」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641))
  3. おとしご(落子)
    1. [初出の実例]「孫王のひがみたりし御子のおとしだねなり」(出典:蜻蛉日記(974頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む