落ち毀れる(読み)おちこぼれる

精選版 日本国語大辞典 「落ち毀れる」の意味・読み・例文・類語

おち‐こぼ・れる【落毀】

  1. 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]ちこぼ・る 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙
  2. 落ちてこわれる。崩れ落ちる。荒廃する。
    1. [初出の実例]「昔此寺は〈略〉今は廃して、塵埃の中に零落して、どこもかもをちこほれて有ぞ」(出典:四河入海(17C前)二三)
  3. 気が荒れる。気持がすさむ。
    1. [初出の実例]「をちこぼれてをりて、よう帰られたともいわず」(出典:玉塵抄(1563)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む