落鮎(読み)おちあゆ

精選版 日本国語大辞典 「落鮎」の意味・読み・例文・類語

おち‐あゆ【落鮎】

  1. 〘 名詞 〙 秋に、産卵場へ向かって川を下るアユ。春から夏にかけて成育したアユは秋になると、一雨ごとに群をなして川を下り中流の産卵場へ急ぐ。この時期のアユをいう。さび鮎。くだり鮎。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「鮎とあらば、わかあゆ・さびあゆ・おちあゆ・あゆこ」(出典:連珠合璧集(1476頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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