著だ政(読み)ちゃくだのまつりごと

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「著だ政」の意味・わかりやすい解説

著だ政
ちゃくだのまつりごと

だは「かなぎ」で鉄製の「かせ」のこと。検非違使が5,12月の吉日に,盗犯,貨幣私鋳などの容疑者東西の市に引出して罪状を定め,だをはめて獄に送る儀式。弘仁9 (818) 年から行われ,鎌倉時代以降は有名無実化したが,江戸時代中期まで行われた。

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