縁起のよい日。祝い事など、何か事をするのによいとされる日。きちにち。きつじつ。「思い立ったが吉日」⇔凶日(きょうじつ)。
[補説]呉音「きち」と漢音「じつ」の混ぜ読みで、新しい形。「きちにち」「きつじつ」が本来の読み方。
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〘名〙 めでたい日。えんぎのよい日。吉曜
(きちよう)。吉旦
(きったん)。きちにち。きつじつ。きつにち。⇔
悪日(あくにち)。
※続日本紀‐天応元年(781)正月辛酉「今者元正告レ暦、吉日初開」
※今昔(1120頃か)一「然ば、大王、諸の大臣と吉日を撰び定めて」
※開化問答(1874‐75)〈小川為治〉二「祝義に付き吉日(キチニチ)をえらばんとすれども」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報