葦の髄から天井を見る(読み)よしのずいからてんじょうをみる

精選版 日本国語大辞典 「葦の髄から天井を見る」の意味・読み・例文・類語

よし【葦】 の 髄(ずい)から=天井(てんじょう)[=天(てん)]を見(み)

  1. 自分の狭い考えで広大なことについて勝手な判断をすることのたとえ。管(くだ)を以て天を窺う。〔俳諧・世話尽(1656)〕
    1. [初出の実例]「蘆(ヨシ)の髄(ズイ)より天上のながめして脇目ふらざるから、物に驚き事につまづく」(出典談義本・艷道通鑑(1715)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む