葦根延(読み)あしねはう

精選版 日本国語大辞典 「葦根延」の意味・読み・例文・類語

あしね‐はう‥はふ【葦根延】

  1. 〘 連語 〙 葦の根は泥の下をはうところから、「下(した)」を、また葦のはえる泥土(うき)をはうところから同音の「憂き」をひき出す序詞のように用いられる。
    1. [初出の実例]「ここもかしこも あしねはふ 下にのみこそ 沈みけれ」(出典:順集(983頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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