葦根延(読み)あしねはう

精選版 日本国語大辞典 「葦根延」の意味・読み・例文・類語

あしね‐はう‥はふ【葦根延】

  1. 〘 連語 〙 葦の根は泥の下をはうところから、「下(した)」を、また葦のはえる泥土(うき)をはうところから同音の「憂き」をひき出す序詞のように用いられる。
    1. [初出の実例]「ここもかしこも あしねはふ 下にのみこそ 沈みけれ」(出典:順集(983頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む