蒔心(読み)まきごころ

精選版 日本国語大辞典 「蒔心」の意味・読み・例文・類語

まき‐ごころ【蒔心】

  1. 〘 名詞 〙 いっしょに行くことを嫌い、連れの人をだまして残し、身を隠そうという気持。まいてしまおうとする心。
    1. [初出の実例]「夜舟でくだり給へとはやまき心になりて気のせくままいそぎ行に」(出典:浮世草子・好色五人女(1686)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android