蒙籠(読み)もうろう

精選版 日本国語大辞典 「蒙籠」の意味・読み・例文・類語

もう‐ろう【蒙籠】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙
  2. 草木が乱れ茂るさま。また、物が一帯を蔽っているさま。
    1. [初出の実例]「北山南海隔皇城、煙水蒙籠夢裏情」(出典菅家文草(900頃)三・見越州巨刺史秋夜夢菅讚州之詞、写之有感)
  3. ぼんやりしてはっきり見えないさま。また、物事のはっきりしないさま。朦朧。〔色葉字類抄(1177‐81)〕 〔白居易‐眼病詩之一〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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